ふたたび1年のご無沙汰です。


やっているのかやっていないのか、よくわからないようなブログ。
書いたり書かなかったり。
調子よく長く書く時もあれば、まったく忘れ去ってしまう日々も。



でも、今年のWCSSで会ったなおちゃんとあゆちゃんが
「ちゃんと読んでるよ」と励ましてくれたので(泣ける。ありがとう。)
またちゃんと更新しようと思ってページを開きました。



1年近くほったらかしておいたのに、
ちゃんと同じ状態でページが存続しているというのもありがたいなあ。





とりあえず、ミントティーなど飲みながら
ぼちぼち書いていきたいと思います。



100%自分勝手にやっていることなのに
支え合ってくれるみなさま、ありがとう。

庭の片隅に。


ふと見ると白い花が。





これはもしかして…シクラメン??
え、シクラメンって地植えで育つものなの!?



と、驚いて調べてみたら、大丈夫なんですねえ。これ。
鉢植えで売られているシクラメンほど、あでやかな花は咲かないけれど
耐寒性もあり、屋外でも十分育つ種類のようです。





なんかうれしい、こういう花が顔を出してくれるのって。(^^)



でも、同時に調べて分かったこと、
シクラメンの和名って「豚の饅頭」っていうんだってねーー!
英語からの直訳でこうなったみたいですが。




昔、日本で貸してもらったCDの
「アイルランドの洗濯女」「海の少年たち」に代表される
直訳トラッド・チューンを思い出して、なんだか笑いました。




ちょっと関係ない話になっちゃうけど、
先日ニューヨークを水没させていたハリケーン「サンディ」。



河原町の友人たちの間では
「今までのハリケーン随一のゲイっぽい名前。
 ついに台風も正式にゲイが認められたのだ!」
と話題になっています。



…そうなの? 
分かる人がいたら教えてください。

冬が近づくと。


10月も後半に入ってくると、
さすがの英国南西部・河原町も
だんだん冬の雰囲気になってきました。





今週は毎日、天気予報が「霧」。
霧に包まれた町は、独特の雰囲気があって好きですけど



さすがにこうも毎日続くと
次に太陽を見られるのは半年後なんじゃないか、
みたいな気持ちになってきて、
やっぱりなんか活力が落ちますね。



フィンランドの極夜を思い出すなあ。
あの時は中学以来の親友けいこちゃんと一緒で
毎日いろいろやることもあって、すごく楽しかったのだけれど



それでも連日連夜−20℃以下の環境で生活していると
ああ生命体には本当に太陽が必要なのだね、と
心の底から実感が湧いてきたのでした。



まあ、それを考えたら比べるべくもないけどさ。A^^;
でも、日照時間は毎日容赦なく短くなるし、
今週末は冬時間へのタイム・チェンジがあるし、
ついつい、こたつに入って日本茶など飲んで
あったまりたいなあ〜、と感じる日々だったりします。





バーサが入院している病院も、行くたびに出入り口で
「コンバット・ノロウィルス!!」啓蒙活動を実施していたにも関わらず
いよいよ本当にノロウィルスの襲撃を受けてしまったらしく、
今週は部外者立ち入り禁止状態。



ね。やっぱり生き物が健康に生きていくには
太陽の光が必要なんですよ。




さて、本日のごはんは鮭とレタスのにんにくソース。





残り少ない夏時間を
味わって過ごそうと思います。

ハギス。


スコットランドから遊びに来た友人、
デレク&キャサリン夫妻が
お土産だと言ってハギスを持ってきました。





出たよハギス。好き嫌いがはっきり分かれる内臓系。



思えば、私のハギス体験は
はるか昔、東京流通センターでどーんと開催されたトラッド音楽祭で
(いつの話だ。あの現場にいらしてたみなさん、お元気ですか。)
恐る恐る試したのが、最初にして最後。A^^;



もともと内臓系はあまり得意ではないし、
十数年を経て予期せぬ二度目の遭遇となったわけです。





でも、こんなに意気揚揚とお土産に持ってきてくれたのを
食べないってわけにもいかないし。





「スコットランドでは、ハギスは必ず
 マッシュしたスウィードと一緒に食べるんだよ」
と、地元産のスウィードまで持参してもらっちゃいました。



スウィードは、アイルランドではふつうターニップと呼ぶけれど、
鮮やかなオレンジ色をした、甘みのある蕪。
これをつけあわせにし、茹でた(または蒸かした)じゃがいも、
それに苦みのあるエールを添えて食べるべし。
なのだそうです。






だもんで、やってみました。
ホイルで包んでオーブンで蒸し焼き。
お土産用の、オーブンで焼けばいいだけになっている塊なので
調理自体はぜんぜん難しくありません。
でかいけどね。あと見た目よりずっと重いけど。(^^;)



ぱくっと二つに割ってみると…





うわああああ、すごい量!
あと、大量の香辛料の匂い。
内臓系の匂いはまったくありません。
あれ、こんなだったっけ?





ただやっぱり凄かったのは、見た目以上のどっしり感。
全体の半分を4人で分けて、
1皿このくらいの量だったにも関わらず、
食べたらもう次はいらない、というくらい
おなかいっぱいになってしまったのです。



さすが、やっぱり羊の内臓なんだわ。






ただまあ、見た目も匂いも、内臓らしさはほとんどなかったので、
「ハギスってもっと臭うものだと思ってた。これならいけるね」
と素直な感想を言ったら、キャサリンに



「まあこれはお土産用だから。
 今度スコットランドに来たときには、
 本物のハギスを作ってあげるから、必ず食べてね!」
と、力をこめて言われてしまいました。



果たして第三次遭遇は実現するのでしょうか。
「本物の」ハギス、試したいような、試したくないような。A^^;
機会があったら。そのときはぜひ。

よくできていますなあ。


ゆかさんちに滞在中、
めつさ受けた猫用おやつのパッケージ。





なんなんだ、この作り物丸出しの押しつけがましい表情は…。
与えたら、かわいい猫たちが
ばったもんの漫画みたいに変貌してしまいそう。



しかも、このおやつの成分、よく見ると





魚+チーズ+タウリン、なんだそうです。



まああの、もちろん、猫は人間と違って、
体内でタウリンを生成することができないから、
市販のキャットフードには、まずほとんどの場合、
タウリンが配合されている、という話なんですが……。



でもなんだか、ここに書かれていると栄養ドリンクみたいで、
このイラストと相まってものすごく怪しく見える。A^^;



猫、飼ったことないんだけど、
猫の世界もいろいろなんだねー。

アウトドア・スポーツってやつ。



テントとかカヌーとかトレッキング・ブーツとか
いわゆるアウトドアの道具(「ギア」ってやつだね)を扱っているお店の
折り込みチラシがポストに入っていたのだけれど





その中でこんな「馬用ブランケット」が
一週間限定半額セールになっていたりするあたりに、
日本でもアイルランドでもない「英国」っていうのを実感した。
所変わればいろいろ変わるんですねえ。

本日のお天気。


今日はいいお天気ー!
洗濯物がよく乾くー!





と、こんな西の空を眺めて喜んでいたのですが





少しずつ視線を東の方へ走らせると





なんとこんなにでっかい雲の塊が!!



えーとこれは、俗にいう積乱雲、
略して入道雲ってやつでしょうか。(←なんか違うな。f^^;)



でも、空半面を覆うほどの、こんなに大きい雲塊、
下に降っている雨まで見えるようなやつに
こんな近くでお目にかかったのは久しぶりです。
アラン島、アラスカに次いで3番目くらいかもしれない。



河原町、おぬし、なかなかやるな。