ロンドンに来て驚いたこと。そのに。

ロンドンに来て2週間が経ちました。
受講している夏期講習も、ちょうど折り返し地点です。



とはいえ、やはり私は、まだロンドンという街が苦手です。
イングランド好き、ロンドン好きな方々は、
もちろん私の周りにもいるんですけど
どうもいまひとつペースが掴めないのが、
私にとってのロンドンです。



そんな中でも、驚かされることはたくさんあります。
今日撮ってしまった写真はこれ。





じゃん。一見、何のために使うのかわからない機械ですが。
正体は、「カン・オープナー」、
つまり「缶きりマシーン」なのでした。





このように、刃と歯車の間に開けたい缶をセットし、
スイッチを入れます。
すると、うぃぃぃぃん…という機械音と共に、
カタカタと歯車が回転し、あっという間に缶が一周して、
ふたが開けられているという仕組み。





缶の上にちょこっと飛び出た黒い部分は、裏が磁石になっていて、
缶のふたが切り離されても、内側にすっぽり落ちてしまったりしないで
ぴたっと吸い付く、かしこい設計になっています。



なんとまあ。
本当にこんな機械で、缶を開けることを考えた人がいるのですね。



確かに、私自身、こちらで売られているねじ式の缶きりは
決して好きではありません。
なんだか必要以上に力がいるし、刃も弱いし、
左手の取っ手部分は、滑りやすいか手のひらに食い込むかだし。



でも、だからといって、機械にするとは思いもよらなかったなあ。
日本で使っている、片手にすっぽり入るサイズで強力な、
優れものの缶きりでいいじゃないですか!





でも、とりあえず、缶は開きました。
めでたしめでたし。



教訓。智恵と道具はまっとうに使うべし。