靴を買う。
靴を買ってしまった。。。。
荷物を増やすのはやめよう、やめよう、と、
いつも心に留めてはいるのに、
3年も住んでいると、
やっぱりどうしても余計なものが増えていきます。
特に今回の火付け役は、ハウスメイトのロレイン。
「見て見て、このブーツ! すごい形がいいでしょー。
しかも、40ユーロ。これからの季節の必需品でこの安さ。
ねえ、明日同じの買っておいでよ! おそろいで履こう!」
と、数日前、仕事から帰ってくるなり、
すっかり興奮して戦利品を見せてくれたのでした。
基本的に私は「誰かとおそろい」とかいう
些細に面白いことが、好きではあるのだけれど、
ロレインと「おそろい」でも、
足の長さからして違うからなあ。。。
などと逡巡する私の心をよそに、翌日から
「メイン・ストリートの店に行ったら、
同じブーツ80ユーロで売ってたよ!」
「これからもっと寒くなるよ! ブーツは必需品。
しかもうち、田舎なんだから。」
「11月の町のフェスティバルに、一緒に履いていこうよー。」
といった熱烈なテキストが、
毎日ロレインから送られてくるようになり。
結局、一週間で説得されて買ってしまいました。。。。
あああああ。
いや、ありがたいんだけどね。足元の暖かさが全然違うしさ。
でもこれ、日本に帰るときどうするんだろう。
スーツケースに入れたらほかのもの入らないし、
航空便で送るのか私?
と、それでもまだうだうだ悩んでいたら
「なに言ってるの、履いて帰るのよっ」と、
ロレインに一喝されました。(爆)
なるほど、おしゃれに必要なのは、
お金じゃなくて根性なのだね。
勉強になりました。