マーズ・バー。

復活祭のお休みに、久しぶりに日本に帰ることが決まって
さっそく、東京にいるダンサー・みかさんに連絡しました。
「おみやげ何がいいー?」



返ってきた答は、意外なことに「マーズ・バー」。
…マーズ・バー。ですか!?!?!?



たぶんご存知の方も多いと思うけれど
チョコレートとキャラメルとヌガーが渾然一体となった
めためたに甘いチョコレート・バー。



私にとっては、一口食べると、
甘さがキーン!と音をたてて脳天へ抜けていくようで
できるだけお近づきになりたくないお菓子なのですが。



あれが好きな日本人っているんだ!と初めて知った、
その衝撃はかなりのものでした。



確かにみかさんは、
かつてロンドンで生活をしていたことがあるから
その時期に中毒症状にかかった可能性があるとはいえ…



うーむ、友だちだと思っていても、
人は意外な性癖を常に隠しているものですね。。。




それに加えて、もうひとつ意外だったのは
「日本ではマーズ・バーが売られていない」と、
今回教えられたことです。



似たような形態の「スニッカーズ」は
TVCMも流れているし、コンビニで簡単に買えるというのに
なぜ「マーズ」は日本で売っていないんだろう。



このあたりの地域では、
マーズといってもバーだけではありません。
ひとくちサイズから、袋入りの大判まで、種類も形もさまざま。
姉妹商品「マーズ・ロール」まで発売されています。





基本的に、やはりチョコレート・コーティングされた
チョコレート・スポンジのロール・ケーキ(ミニサイズ)。
クリームがキャラメル+ヌガー味で、
マーズらしさを残しているという仕組みです。



書いただけですでに甘そうだけれど
あの、歯にからみついて粘るような独特の食感はケーキにはないし、
マーズ・バーに比べたら、
甘さのインパクトだって数分の一のはず!




ともあれみかさんには、ご希望商品マーズ・バーを含め
キャラメル味系のお菓子を見繕って持って帰ることにしました。
それが彼女のリクエストだったもので。f^^;



ほかの友人たちにも、
少しおみやげのリクエストを訊いてみましたが、



フジムラさんは
「やっぱり食べ物がいいかな。ブラック・プディングとか」
という答えだったし、
おだっちは「Lyonsの紅茶。外箱はいいから、
中身だけビニール袋にぎゅうぎゅう詰めて持ってきて!」
とか言うし。



…あのー、それ、日本人の味覚じゃないですよね???




こんな中毒している友人たちのおかげで、
帰国がまた一段と楽しみになってくる
今日このごろではあるのですが。



手荷物検査で、スーツケースの中を検査官に見られたときの
言い訳も少し考えておこうと思います。(^^;)