お友だち紹介。

ずいぶん前から、ご紹介したいと思っていたのですが
写真を撮るのをいつも忘れて、
すっかりのびのびになっていました。



今日、ようやく、チャンス到来。
新しい友だちを紹介します。





ははは。この「古砦」の家に引っ越してきたその日から
あっという間になついてくれた、めつさフレンドリーな犬です。
アイルランドではとてもよく見かける、
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。
女の子で、名前は「ファラ」といいます。



かまってもらえるのが大好き、なでてもらえるのはもっと好き。
だもんで、外から帰ってきたりすると、
たたたたたーっと走り寄ってきて
あっという間におなかを見せて寝転がります。なでられ体勢万全。





満足するまでなでてあげないと、
いちいち立ち上がって、つぶらな瞳でこっちを見ながら
「もっと、ねえもっと」とせがむ、だだっ子でもあります。



いっぽう、もう1匹はこの子。えーと、犬種はなんでしょうね。
テリアのようでもあり、コリーのようでもあり、
シープドッグのようでもあり。未確認。(笑)





こちらも女の子で、「フェニックス」といいます。



フェニックスは、実は前、誰か別の人に飼われていたんですよね。
ところがある日、走行中の自動車の窓から、
高速道路上に投げ捨てられてしまったのです。



家主・デレクの妹ジリアンが、
ペット保護センターで傷ついた彼女を見つけ、
うちの子にしよう!と心に決めて、引き取ってきました。
だから名前も「フェニックス」。
不死鳥のようによみがえる犬、なのです。



そんな過去があるので、
フェニックスはファラに比べてすいぶん吠えるし、
新参者である私に慣れるのにも、ずいぶん時間がかかりました。
ドアをがちゃっと開けると、わんわんわん!とか。
たぶん、予想外の何かが起こるのが、
まだ怖いんだと思います。



でもこうして、デレクの腕の中にいるときは、
すっかり静かないい子。
デレクも、彼のガールフレンドのティナも、
よくこの2匹を洗ってあげているし、
家の中にいても犬くさくないのは、ありがたいですね。



食べるのはドッグフードですが、
フェニックスのほうがちょっと美食家で、
1缶1ユーロの、特定ブランドしか食べません。
一方ファラは、1缶25セントの缶でも、3個パックのツナ缶でも、
なんでも食べます。(笑)



2匹一緒にいることが、
なによりいいんだろうなあと思わせる、この犬たち。
今度は外で散歩している写真を撮ろうと思います。(^^)