踊るフエ奏者。

まさに、ぽんと放り込まれた洗濯機。
今週に入ってから、ずいぶんたくさんの友人に再会し、
音楽にダンスにと
めくるめくような日々を送っています。



まず、WCSSといえば、必ずやってくる2組のカップル、
おやまさん+ふなきさん、ミヤモトさん+あゆちゃん。
さらに大阪からの常連組、えなさん。
今年3年目で、なにやら常連化の兆しが見えてきた、みきさん。



ミュージシャン・チームは、
去年に引き続きオール・アイルランドにエントリーする
フルート奏者のコーゾーくんが、今回は3ヶ月という長期滞在で参加。
パイプ奏者というよりも、完全にパイプ・メーカーの視点で、
情報を集めに来ているナカツイさん。



みんな、久しぶりに会っても、なんの違和感もなく友だちとして話せる
楽しい仲間ばかりです。うれしいよん。(^^)




さて、楽しい楽しいとわらわら回されている間にも、
WCSSはそのみっしり詰まった日程を次々にこなし、
最大の盛り上がりともいえる、
週中3日の大ケイリーがやってきました。



これは、1週間に亘って行われるWCSSの中でも毎年、
火水木曜の3日間、打ち上げ花火のように連続で開催される、
Ceili Mor, いわゆる大ケイリーです。



火曜:タラCB、水曜:キルフェノーラCB、木曜にまたタラCBと、
極上のケイリー・バンドで次々に踊れる歓びは
なかなか他では味わえないものがあります。





100セット以上の輪ができている上に、
ただ音楽を聴いて楽しむ人達も、その輪の外側にいます。
こんな催しが、3日連続で続くわけです。すごい。




中でも、個人的に大好きなのが、水曜日のキルフェノーラCB。
選曲もリズムも、言うことなしの、一流の演奏を聞かせてくれます。





日本の人たちにはなじみの深い、ティムもこの通り健在。
そのティムの隣で弾いているのは、友達のフランシス、
まだ10代半ばの有望株です。
伝統はこうして作られていくのだなあと、
思わず頷いてしまうような光景ですね。




そんな本日のケイリーの目玉は、
パイプ・リサイタルを聞き終えたフルート奏者のコーゾーくんが
ケイリー会場に演奏を聞きにやってきて、
なぜかそのまま数セット踊らされてしまったこと!でした。(笑)



ベテラン・ダンサーのあゆちゃんに手ほどきを受けながら、
真剣に踊るコーゾーくんの図。





いいもの見ました!(笑)



でも、コーゾーくんは、ミュージシャンの中でも
かなりきちんとダンス伴奏について考えている人だけあって、
基本ステップも教わらないまま、
数ヶ月ぶり・人生2度目のセットダンスだったにもかかわらず、
素人の目から見ても、かなり飲み込みがよく上手でした。



いつか、G-Celtのような若手奏者の人たちが
大挙して、こういう一流バンドのケイリーにやってきて
いっせいに踊るようなことがあったらいいなあ。



そのときはまたこんな写真を撮ろう…と
ひそかに夢見る私なのでした。(^^)