ロンドン―パリ往復、弾丸ツアー。

行ってまいりました。
元をとるために、いっぱい写真を撮ろうと決めて出発しました。





ここがセント・パンクラス駅。
当たり前だけれど、
スーツケースを持った旅支度の人がたくさんいました。
パジャマも歯ブラシも持たず、通学バッグでパリまで行くのは、
たぶんこの列車には私だけでしょう。f^^;





こんな事情で乗ることになるとは、思ってもいなかったとはいえ
初めてのユーロ・スター。ちょっとわくわくするのは否めません。
20時04分発の列車です。






しかも一等席!(他に空いていなかったので。 A^^;)
片側1列、片側2列の余裕設計。
シートは、飛行機のファースト・クラスと同じくらい、
広々としていて、ふかふか! 座り心地も抜群でした。





各シートごとにコンセントもあり。
きっとワイヤレスWi-Fiも提供しているに違いありません。





出発してしばらくしたら、ディナーが出て来ました。
食前の飲み物から始まって、スターターのプレート、
それがしばらく進んだころに、
メインのホット・ディッシュが運ばれてきます。
すばらしいサービスです。




かくて、無事、パリ北駅(ギャル・デュ・ノール)に到着しました。
時刻は23時30分(フランス時間)。
イングランドとの間には1時間の時差がありますから、
ロンドン時間では夜の22時半くらいです。







ホテルに着いたのは0時30分でした。



「お部屋代には朝食ビュッフェが含まれておりまして、
朝食は明朝7時からになります。」
と、丁寧に案内してくれる、ホテル受付のギャルソン氏に
「すみません。明日は6時前に出発しなければならないんです。」
と告げると
「おお、それは大変ですね。
 では、パリ市内の地図をお渡ししておきましょうか?」
という、親切な申し出が返ってきました。



パリ市内はおろか、
駅とホテル以外どこにも行く時間はないけれど
にっこり笑って「ええ、お願いします」と答える私。
だって、気分だけでもちゃんと「滞在」したいじゃないですか!




一晩眠って、翌朝5時起き。(
イングランド時間に直したら4時起き。)
シャワーだけはなんとか浴びて、眠い目をこすりつつ
5時半にホテルを出ます。





一泊して地図だけもらったこのホテル、
なんの因果か「パリ・ホテル」という名前でした。(笑)






まだ明けきらぬ空の下、パリの街を歩きます。
ほんの短時間だけど、フランスの空気、大陸の空気。
地下鉄の入り口までもが、
こんな風にアール・ヌーボーにデザインされていたりする
ファッションと芸術の都パリ。





朝のパリ北駅。
ここで、パスポートを出してイングランドの入国審査を受けます。
そうそう、それが目的で来たのです。



ぽん。はんこ1個。(笑)



ようよう白くなりゆく山ぎは、を遠目に眺めながら
ふたたび電車に乗って出発しました。
6時54分(フランス時間)発。
朝8時半(イングランド時間)、無事、セント・パンクラス着。






お土産も何も買う暇がなかったので、
友だちへのお礼は、焼きたてのパノ・ショコラを5〜6個、
北駅のカフェでテイクアウトして、持ってくることで済ませました。



「お弁当のあと、デザートに、どうぞ、パノ・ショコラ。
 今朝、ちょっとパリまで行って買って参りましたの。オホホ。」



未知の土地・英国での滞在は、まだ始まったばかりです…。