再会はブラックベリーソース。

タラ・トラッド・フェスティバルのときに
ばったり会ったじゅんじさんと、
久しぶりにじっくり、サシで音楽をやる機会に恵まれました。



というか、じゅんじさんはプロのミュージシャンなのに
半分遊びみたいな、カジュアルな音楽シーンで
また一緒に演奏できたのが、とても印象的。



なんと島町で、初バスキングもしてしまった。A^^;
田舎町だからバスキングの実入りもあまり良くない、
と聞いていたのに
結果的には、びっくりするほどの成果でした。(^^;)



特に、人々が必ず一言ずつ、「驚いたね!」「いい音楽だわ」と
声をかけていってくれるのが、なにより嬉しかったです。
やっぱり上手いわ、じゅんじさん。。。




今彼らが寄宿しているタラの家では、食後のデザートに
黒いちごのソースをかけたアイスクリームを出してもらいました。





これは、じゅんじさんに同行しているゆりこさんが
道端で摘んだ黒いちごを、りんごと一緒に煮込んで作った
100%手作りの、自然な甘さのソース。



道端に、あんなに無造作に実っている黒いちごを
工夫次第でこんな風にできる、なんていうことも
改めて目の当たりに見せてもらうと、すごく新鮮な驚きです。




島町での高収入(?)に気をよくして
次の週には隣町・リムリックへ行って、さらにバスキング。



その後L大学で、じゅんじさんのお弟子さんだったという
ハジメくん(ギター&バンジョー)に会いました。



フエ奏者・コーゾーくんと一緒に音楽活動をしていたことも、
コークのマット・クラニッチの家に寄宿していたこともあるらしく
アイルランド音楽専攻の1年生に入学したばかりとのことですが
すでにかなりの位置に昇っています。彼もまた、うまい!



先週おだっちと、東京の音楽シーンの話をしていたとき、
彼がしみじみと
「うーん。最近は若い人達ががんばってるよ。
 うなのことを知らない世代もずいぶん増えたんじゃないかなあ」
と言ったので(笑)
いや私はそんなに有名人じゃないよー、と思わず笑ったのですが
ハジメくんのような人を見ると、おだっちの気持ちというか
言いたかったことが判るような気がします。



シャノン川にかかる橋の上で、
じゅんじさん+ハジメくん+私というメンバーで演奏していたら
同じ音楽専攻の、アイルランド人の学生たちが
楽器を持っていそいそと集まってきました。
思わぬところで青空セッション。(^^)





いい一日になりました。