寒い夜の過ごし方。

この大きな家全体を暖めるのは、
ヒーターがうまく働かない日々には、本当に大変。



こういうとき、
暖炉があって本当によかったなーと思います。
「暖炉がある家」なんて、日本では「何様?」のイメージですが(笑)
アイルランドではまだまだ日常の風景。



逆に言えば、電気も水もガスもオイルもガソリンも、
何かあったら供給が途絶えてしまうかもしれない、という状況で
結局頼りになるのは、近くに湧いている泉や、
火をつければちゃんと燃えてくれる薪や、
暖炉だったりするのですね。






昼間は仕事に行くために、
この家の住人たちもなんとか車を運転するけれど
日が落ちてからは凍った車道に出るのを極力避け、
火のそばでお茶を飲みながら
テレビを見たり本を読んだりして過ごします。
なかなかいい冬の過ごし方です。(^^)



ご覧の通りねこたちも
うっとりと火を楽しみながらテレビを見ています。



なんだか大きくなってきたように見えるのは、気のせいかな?





12月に入って、地面が霜に覆われてから
冬至が来るまでのこの期間は
たぶん、アイルランドがいちばん暗いとき。
だからこそ、人々はみな寄り添って火を囲むのですよね。



冬至まで、あと2週間です。