街はうつらふ。

今回の帰国でなにがいちばん驚愕だったかと言えば
うちの実家から一番近いスーパーが、Tescoになっていたことです。





ここは、私が子供のころは、魚屋さんや八百屋さんなど、
小さな小売商店がきゅっきゅっとひしめき合っている
屋内市場みたいな場所でした。



それがいつの間にか、
スーパーマーケットとコンビニの中間のような形態になり、
何回か名前を変えてリニューアルを繰り返し、
今はTesco系列のスーパーになっている。
ということなのでしょう。




Tescoはイングランド発祥の大スーパーマーケット・チェーンで
こちらではどの街へ行っても、ほぼ必ず見かけます。
そしてどこへ行っても、
同じものを同じ(安い=品質もそれなりの)値段で売っている。



確かに、ここ1〜2年、
Tescoは海外へのシェア拡大を推進していて
インドを足がかりに、アジア方面へ店舗を増やしている…と
話に聞いてはいましたけど。



でもねえ。やっぱりなんつうか、
ちょっとがっくり来ますよね。A^^;





しかも、こんなTescoブランドの
緑茶を売っていたりするんですよ!(- -;)



この感じは、なんと言ったらいいんだろう。
アイルランドに遊びに来たら、
食材を買いに入ったスーパーが家の近所にあるのと同じで
(イトー○ーカドーとか、ダ○エーとか、その手のやつ)
お惣菜にアイリッシュ・シチューを売っていた、
くらいのがっかり感ではないでしょうか。




街はうつろう。人もうつろう。
そう、すべてのものは流れ行く。
生生流転、諸行無常。
判っちゃいるけど、でもかっくし。(笑)




あ、でも、もしかしたら、この「Tesco印の日本食材」って
ウケ狙いのお土産にはぴったりかもしれませんね。今思いついた。
(「安物だ」ということだけは、一発でバレてしまいますが…。)



今度入るときは、そんな目線で観察してみよう。