ゆかさんち。


アイルランドを離れてしまう前にもう一度、
一緒にごはん食べて遊ぼう〜!という企画で、
ゆかさん宅を訪ねてきました。(^^)





ゆかさんは、クレアの魂・バレンのふもとで
パートナーのデイヴとともに暮らす、フルート吹きです。



なにがすごいって、この人、本っ当〜〜〜に優しいのよ。
あるいは、「本当の意味で優しい」と書くべきか……。



もう、それなりに長いつきあいになるけれど、
いまだにゆかさんと話をしていると、その、
気負いも驕りもない、イノセントでまっすぐな考え方に
ふいに出会ってはっとさせられることが、たびたびあります。






今回の訪問を、むちゃくちゃかわいい寝顔で迎えてくれたのは、
新しくゆかさん宅の住人となった、仔猫のパディでした。



すごーーーい。なんてかわいい顔をしているの!!
そしてゴージャスなこの色。全身、艶のあるきれいなブルー。
いっぱい抱かせてもらってしまった。いい時間でした。






ゆかさんとデイヴは、去年の夏にこの家に引っ越してきたばかりで、
まだいろいろ手直しをしながら家を整えているところ。



この広いキッチンも、
大きな石造りのオープンファイヤーがあるすてきなリビングも、
床から壁から、全部自分たちでデザイン考えて作って、
ペンキ塗って家具入れて、暮らしているんですよ!



ヨーロッパではわりと普通のことではあるのですが、
それでもやっぱり、出来上がったキッチンを見ると
「こ、これはすごい…」と思います。
デイヴがまた、こういうのすごく上手いんだな。



自分たちの住む場所は、自分たちで作って当たり前。
私も、そんな風に暮らしていきたいと思うのですが。






そして、ゆかさん宅を訪ねて、いつも感動することがもうひとつ、
それは「ごはんがおいしい!」ということ!



ゆかさんの持つプロの腕前もさることながら、
なんかね、心が落ち着くような味なんですよ。



上の写真は、まろやかなだしが絶品のすまし汁に、
具だくさんのちらしずし。
下の写真は、白玉粉と豆乳で作った、やさしい甘さのもちもちケーキ。





そんな感じで、体にも心にもじんわりと心地良いゆかさん宅は、
ついつい帰る時間を忘れて入り浸ってしまう、
あたたかいの巣穴のような場所なのでした。




雨の合間をぬって、これもまた育成中の庭に出てみたら
大きな桜がちょうど満開でした。





庭づくりのヒントを聞いて、
生垣のフューシャを株分けしてもらい、
オダマキの種まで分けてもらって、
なんだかもう言葉もないくらい。



小さいけれど海を隔てた、お隣の国の川辺の町で
バレンのゆかさんちと、同じ花を咲かせられたらいいな。



そんなことを願いつつ、巣穴を後にしました。



パディも、またね。大きくなるんだよっ。(^o^)