五月はものみな新たに。
この季節が来ると、毎年必ず感じてしまう。
この辺は、いまがいちばんいい季節です!
あ、春が来た!と、初めて感じることができる
明るい日差しが差し込むのが、まず2月くらい。
それからどんどん日が伸びて、
木々が芽吹き、若緑の葉がぐんぐん大きくなって
それから夕方がどんどん長くなっていくのです。
この間の月曜日は、なんと日本で金環食、
しかも東京は、どんぴしゃ96%も隠れる中心食。
昔、皆既日食を追いかけてともに旅をした
中学以来の大親友・ケイコちゃんと
地元で観測できるまたとないチャンス!!
という、たいへん心動かされるイベントがあったのですが、
やっぱりいろいろあって、帰ることができませんでした。
まあ、そのぶん。このきれいなお天気。
埋め合わせのような感じですかね。
今日は、近くの池に出かけて、
雁のひなに遭遇してきました。
んんんんにゃあああああ、かわいいっ。
この、黄色とも緑ともつかぬ、わらびもちのような春の色合い。
ほわほわとした羽毛。その小ささ。
なのにちゃんと、むくむくと自分たちで動くところ。
たまらない光景です。うふふふふふふふふふ。
傍らには、さりげなくお父さんが控えていて
何気ない風を装いながら、
カメラ持った人間や散歩中の犬が、
必要以上に近づいてこないか、監視しています。
仔雁たちは、それを知ってか知らずか、
お母さんのまわりで、わやわやわやわや。
こちらの家族は、子供たちが少し大きくなっています。
たぶん、2週間くらい前に生まれたヒナたちでしょう。
このカナダ雁もそうだけれど、
羊も山羊も鴨たちも、春になると必ず、
小さい子供たちを連れています。
それが、やはり、とてもうれしい。
季節が、時間が、きちんとめぐっているということが。
それを感じると、心安らかになれるのです。
こんな家族の姿を、来年も見つけることができますよう!(^^)