海辺のセット。



「あっという間に2月」!!
と驚いて、慌てて前回の記事を書いてから、早数週間。



時間が経つのって本当に早い! と感動する反面、
おかしいなあ、「仕事が忙しくて音楽をやっている暇がない」
なんて生活を、根本から変えたくて日本を出てきたはずなのに
なんでここで同じことをやっているんだ? 
と思ったりもします。A^^;




でも最近は、ありがたいことに、
朝夕がだいぶ明るくなってきました。



この季節が来るたびに、毎年書いてしまいますが、
日照時間が長くなってくると、心のあり方がみるみる変わってきます。



北国に長く滞在すればするほど、冬の日の短さが身にしみる。
6時になっても、まだ夕明かりが残っていることの、
なんとありがたいことか。
太陽は偉大ですね。




さて、そんな気分になるのは私ひとりでは決してないらしく、
あちこちから、音楽やダンスのフェスティバルの声が聞こえてきました。



2月の第3週には、
キルフェノーラでケイリー・ウィークエンドがあります。
シーズンが始まると、毎週のようにアイルランド中を飛び回り、
本拠地であるキルフェノーラではほとんど演奏できない人気バンドを
忙しくなる前に、地元で独り占めして踊りまくろう!
という週末です。(^^)



地元の人が農作業のあと、そのままの靴で踊りに来たりするので、
会場中、ものすごい砂埃!!(笑)
でも、連日、キルフェノーラCBだけで踊り続けられるこの3日間は
キルフェノーラ・ファンには、外せない週末なのでした。



続いて、2月最後の週末にはD村で、3月最初の週末にはC村で、
それぞれトラッド・ミュージック・フェスティバルがあります。



でも、実を言えばこの2つのトラッド・フェスは、
時期の早さのほかに、酔っ払いの多さでも、
クレア1・2位を争うハイ・レベルなフェスティバル。



なので私は必ず昼間のセッションに行き、
夜は、村も音楽もぐだぐだになる前に
別の場所へ移動することにしています。




そのあとは、パディス・デイまでちょっとお休み…
というのが、私が記憶していたスケジュールだったのですが、
先日出かけた島町で、
ケイリーのチラシを見つけてしまいました。





夏のWCSSでおなじみのS村で
セット・ダンスを踊ろうぜ!という週末が企画されているらしいのです。
その名も 「 Sets by the sea ダンシング・ウィークエンド」。
今年がはじめての企画のようです。



ざっとスケジュールを挙げてみると



11日・金曜日
18:30〜20:30 レセプション&セッション
22:00〜01:00 ウェルカム・ケイリー(アビーCB)
01:00〜late  セッション



12日・土曜日
12:00〜14:00 セッション
14:30〜17:30 アフタヌーン・ケイリー(アビーCB)
18:30〜21:00 セッション
21:30〜01:00 ケイリー・モール(ジョニー・ライディCB)
01:00〜late  セッション



13日・日曜日
12:00〜14:00 セッション
14:00〜17:00 フェアウェル・ケイリー(ニュー・クレアCB)
17:30〜19:30 セッション




こ、これは・・・・。



おいしすぎる。(笑)




WCSS周辺を除けば、S村はとても閑かで静かな
海辺の静養地といった趣の村ですから、
冬もなにか一発やろう!と一所懸命企画したのではないかしら。



いくら不景気とはいえ、この企画なら人は集まるでしょう! と
思わず膝を打ってしまうような、見事なタイミングです。



お知らせが急になりましたが、
これはおいしい!と思われた方は、
日本からもぜひお越しください。(笑)