海辺のセットはマニアック。

先週の土曜日の夜中、タイム・チェンジがありました。



日本くらい緯度が低いと、1時間くらい時計をずらしても
大して効果はないだろうと思いますが
ヨーロッパの夏時間は、理に叶っているというか、
確かに地の利をよく生かしている制度だと思います。



気候も少しずつ良くなって、日も長くなって、
冬の間の鬱々とした気持ちが嘘のよう。



これからが活動の時期。(^^)
夏時間になると、なんとなく気力が湧いてくるから不思議ですね。




さて、予定よりすっかり遅くなってしまったけれど、
手始めに「海辺のセット」のご報告をしましょう。






金曜日の仕事が終わったら、その足で車を駆ってS村へ…
と予定していた、まさにその金曜日の早朝に
震災のニュースが飛び込んできたので
なんとなく気もそぞろになってしまって、
結局、全4回のケイリーのうち、1回しか参加できませんでしたが、



でも、本当に久しぶりに踊りました。(^^)





急ごしらえのこの表示がなければ、ふだんとたいして変わらない
勝手知ったるBホテルのせまいロビーを抜けて会場へ入り、
最初に驚いたのが、「ひ、広い!」ということ。





うわー、Bホテルって、こんなに広かったんだー! と、
思わず目をみはってしまいました。
WCSSでいつもケイリー会場になる
お隣のAホテルより広そうに見えるのだけれど、
もしかしたらそれは、単にダンサーの数が少ないからかもしれません。





最初のセットを作っているときで、この状態。
壁に沿って並べられている椅子に座って休んだりしていると
セットに入れてもらうのに
走っていかなければいけないほどです。A^^;



それでも、時間が下るにつれだんだん人の数も増え、
会場は気持ちのいい熱気に包まれてきました。





入り口で入場料を払うと、チケットの代わりに
手首にくるっとテープを巻いてくれたのですが





これがけっこう手軽で、
会場を離れるときも、チケットを探さないで済むから便利だし
参加者全員に
まるで同じ人間ドッグに入っているような連帯感が生まれて、
なかなかいいシステムでした。
WCSSもこうすればいいのに。




って、同じS村、同じアビーCBで開催されているせいもあって、
どうしてもWCSSのことを考えたり、比べたりしてしまうのですが
ケイリーの雰囲気は、やはりだいぶ違うんですよね。



なんと言っても地元の人(つまり見知った顔)が多いし、
さらに踊られるセットが、上級者向けというか、
はっきり言ってマニアック!





ちなみに、私が参加した土曜日昼間のケイリーの構成は。



1. コロフィン・プレーン
2. ボーリン(いきなり!)
3. クラダ(これまた、いきなり!!)
4. プレーン



紅茶とケーキがたっぷりと出た休憩をはさんで



5. モイ・カラン(これはまだ私にはよく判らない…)
6. ラバシーダ(そう来たか!)
7. クレア・ランサーズ
8. コネマラ



何このラインナップ。(^^;)




いつも島町の「川辺の家」で会う人たちや
同じく顔見知りの半分扉の人たちのおかげで
ほとんどのセットを踊りましたが
踊ったというより、振り回してもらったというほうが、
より正確かな。。。



「いつもと違う! 高度だ!」と感じたマニアックなケイリーでした。






折りしも外は、室内に篭って延々とダンスなんかするには
もったいないと思えるくらいの上天気。



なんだか早くまた日本の友だちにあって
みんなと一緒に踊ったり楽器弾いたりしたいよー!



外を眺めながらそんなことを考えている間、
窓ガラスに一箇所だけ、
誰が貼ったのかシャムロックが咲いていました。